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『青梅の森』のこと、一緒に考えてみませんか

 〜 メッセージ from 青梅・永山マスターズ ホームページ 〜


「おじいさんは山へ柴刈りに、おばあさんは川へ洗濯に……」
よく知られた昔話の冒頭です。
この文章の中に出てくる、おじいさんが薪(まき)の材料となる小枝などを取りに行く山は、その周辺地域の人だけが入ることを許されている共有林で、昔は「入会地(いりあいち)」と呼ばれていました。
いわば、地域のみんなが管理しているところで、そうした、人の手が入っている山のことを「里山(さとやま)」と言います。

 

青梅の地形は、扇状地と言われます。
空から見たり、等高線付きの地図を見たりするとよくわかるのですが、平地と山地の境目にあたる地勢です。
里山ともっとも親密に接してきた地域と言い換えてもよいでしょう。

地域の人たちの生活に欠かせない物資を提供してくれる里山は、かつては、とても大切な共有資産でした。
里に近いその森が、ちゃんと資源を提供し続けてくれるように、必要に応じて木を切り、必要に応じて道を作り、必要に応じて畑を開き、必要に応じて水を通しました。
周辺地域のみんなが、手当をしてきたのです。

 

『青梅の森』も以前は、そうした里山でした。
しかし、人の手が入らなくなって長い年月が経ち、木や草は勝手に育ってしまいました。

里山は、原生林とは違います。
原生林は自然そのもので、自然に循環していく環境となっていますが、いったん人の手が入り、植林などが行われた山は、そう簡単には原生林には戻れません。里山を健全な状態を保つためには、どうしても人の手が必要なのです。

現在の『青梅の森』には、しばらく人の手が入らなかった分、動物や植物など、豊富な自然がそのままに残されているのも確かです。
ですが、その一方で、育ちすぎた木が狭い範囲に苦しげに立ち並び、日の光も風も入らない状態となってしまった場所も少なくありません。
間伐などのメンテナンスをほどよく行なっていかないと、森が死んでいってしまいます。

 

青梅市は今、この『青梅の森』をよみがえらせようと、さまざまな取り組みをスタートさせました。
昔ながらのみんなの森として、また、新時代の里山として、よりよい活用ができるよう、みんなのアイディアや行動を求めています。

今の時代、山へ柴刈りに行こうという人はいなくても、山に癒されに行きたい人はたくさんいることでしょう。
この青梅市民みんなの入会地である『青梅の森』のことを、一緒に考えてみませんか。


青梅・永山マスターズ

青梅の永山について、何かしらの情報を持っている人、その情報を発信する人、永山を訪れる人、利用する人、そして、永山に興味を持った人……、そうした皆さまはすべて、「永山マスター」です。

「青梅・永山マスターズ ホームページ」は、NPO法人 青梅まちづくりネットワーク青梅市と協働しながら、作成・運営を行っています。