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《青梅の森・そまりノート》 Somari note

青梅の森をウロウロしている永山マスターからのレポート&エッセイ


Note.001
「松の木の病気が広がらないようにするための点滴」

青梅の森や永山丘陵を歩いていると、時々、下の写真のような光景を見かけます。



何かが木に刺さってる!
誰かのイタズラ?

いえいえ、そうではありません。
これは、いわば、病気になってしまった松の木がこれ以上悪くならないようにするための“点滴”のようなものです。
つまり、木のお薬!

松の木から松ヤニが出ることは、ご存知の方も多いでしょう。
それは、松が健康な証拠なのです。
でも、病気になってしまうと、松ヤニが出なくなってしまい、いずれは枯れてしまうのです。

もう少し詳しくお話ししますと……、松には、感染してしまうと、いずれは枯れてしまう、いわゆる「松枯れ」、正確には「マツ材線虫病」という恐ろしい病気があります。

これは、カミキリ虫を媒介として伝播する「マツノザイセンチュウ」という線虫が、松の幹の中に入り込み、そこでものすごい勢いで繁殖して、松ヤニの分泌や水の吸い上げを妨げてしまい、結果的に松を枯らしてしまうという病気です。

松の幹に刺さっている点滴は、幹の中にいるマツノザイセンチュウの動きや増殖を封じて、これ以上被害が広がらないようにするためのお薬なのです。



青梅の森や永山丘陵はそもそも、松の木が多いところです。
松が枯れてしまわないよう、温かく見守ってあげてください。

(noted by M. 2013年3月17日)





Note.002
「かわいそうなヒサカキのちょっといい話」


皆さんは「ヒサカキ」という植物を知っていますか?



ヒサカキは、冬でもきれいな緑色の葉っぱをした、日陰でも良く育つとても丈夫な植物です。

でも、その丈夫さがアダとなって、森の中では“やっかい者”扱い。
どんどん増えて根を張ってしまい、おまけに一年中、葉が落ちないので、ヒサカキのまわりは日当たりも悪い……。

そんなヒサカキですので、森林のお手入れをするときは、樹木の成長を邪魔してしまう植物として、まっさきに伐られてしまうのです。(でも、すぐにまた生えちゃう!)

しかも、その名前の由来にも、かわいそうなところがあるのです。

「サカキ」(榊:本サカキ、真サカキとも呼ばれます)という神棚にお供えする植物に見た目がちょっと似てる……。
でも、サカキじゃないよ……。
代用品としてなら使ってもいいかな……。

というわけで、「サカキにあらず」=「否サカキ/非サカキ(ヒサカキ)」というのが、この木の名の由来としてもっともよく聞かれる説です。
サカキより葉が小さいことから「姫サカキ(ヒサカキ)」と言われることもあります。

そんなヒサカキですが、地域によっては、代用品としてでなく、正規のお供えとして神棚に飾られる場合もあります。また、丈夫で葉が落ちないので、ご家庭での生け垣などにはとても向いています。

しかも、この時期には、こんなにかわいらしい花も咲かせてくれるのです(写真参照)。
葉っぱの裏側に並んで咲くのも、ちょっとおもしろいところ。
青梅の森でも、4月中頃までは見ることができますので、どうぞ探してみてください。



でも、ヒサカキが生えているからと言って、「森のお手入れ不足!」とは言わないでくださいね。広い青梅の森は「お手入れをするところ」と「そのままの自然を楽しむところ」に分けて管理をしていますので。

そのあたりのお話は、また別の機会に。

(noted by H. 2013年3月23日)





Note.003
「ここから先は、進入禁止?!」

青梅の森の中を歩くと、あちこちで、案内板が立っているのを見かけることができます。



案内板が立っているところは基本的に、誰でもが歩けるような、ちゃんとした道になっています。特に登山シューズなどを履かなくても、普通の運動靴や、あるいは、革靴などでも、たいていは大丈夫です。

しかし、実は、青梅の森の大部分は、深い茂みであったり、かなり急峻な斜面であったりします。そうしたところに入り込んでしまうと、怪我をする可能性も高く、遭難の危険もあります。
特に、午後の遅い時間などは、そうしたところに入らないように、注意が必要です。もし、そうしたところで怪我でもして、動けないままに夜になってしまうと、大変です。

青梅の森では、かなり広い範囲で携帯電話が通じますが、しかし、目印となるものはほとんどありませんので、GPS機能(*)などを使わない限りは、現在、自分がどこにいるのかを相手に伝えることはできません。
(*)Global Positioning System:衛星からの電波を使って現在の位置を正確に知ることができるシステム

ですので、まずは、道のないところには入っていかないようにしてください。
また、青梅の森を歩くときには、できれば一人ではなく、誰かと一緒に歩くようにするとよいかも知れませんね。

なお、下の写真のように、何だか不自然な感じで、木材などが道をふさいでいるところもあります。





こうしたものは、その先に行くと道がなくなってしまったり、やや危険な斜面になってしまったりするようなところに設置されている「この先、危険!」「進入禁止!」を意味するサインなのです。

実は、こうした表示は、青梅の森に普段から入っている人たちが、あとから来る人たちのことを気遣って、用意してくれたものなのですよ。ですので、そうしたサインの先には、安易に入っていかないようにしてくださいね。

安全な道を辿りながら、青梅の森の素晴らしい空気を満喫してください。

(noted by M. 2013年4月6日)

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