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西国三十三所観世音霊場の写し(石碑群)

歴史に埋もれてしまった名所


しだれ桜で知られる梅岩寺の裏山に、歴史的にとても重要な石碑群があることは、地元の人たちにすら、ほとんど知られていません。永山をよく歩いている人の中には、そのあたりにたくさんの石碑があることには気づいていても、それが何なのかを知らない人も多くいらっしゃることでしょう。
「西国三十三所観世音霊場の写し」と呼ばれる石碑群は、今からおよそ100年前の明治末期に、青梅を中心とするこの地の名士たちによって建立された歴史遺産で、建てられた当初は、多くの方々が参詣に訪れたようです。しかし、『青梅市史』に記載が漏れてしまったことなどから、次第にその存在を知る人が減り、歴史の中に埋もれてしまったのです。
西国三十三所観音霊場の札所巡りは、日本最古の巡礼路とされています。青梅近辺の有志の方々が梅岩寺の裏にその写しを建立されたきっかけは、日清・日露戦争の慰霊をするためで、当時の金剛寺および梅岩寺のご住職の呼びかけに応えたものでした。
一番の石碑は梅岩寺の境内にあり、そこから本堂の西側の道を山へと入っていきます。途中、秋葉神社などを経て、山頂の第2休憩所へと至ります。そこまでで二十八番。さらにそこから東側へ回り、二十九番以降三十三番までを辿りながら山を下ってきます。一回りしたら結願(けちがん)で、御利益が得られるという考えです。
実はごく最近、あるご奇特な方のご尽力により、失われていた石碑が発見されたり、倒れていた、あるいは、倒れかかっていた石碑を起こして、立て直していただいたりと、建立から100年経つ今になってようやく、補修の動きが出てきました。
長らく忘れ去られていたため、下りの道はヤブになっている場所もあり、かなり歩きにくいのが現状ですが、こちらも整備されれば、青梅に新たな名所が生まれる(名所が復活する)ことと思います。









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