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金刀比羅(ことひら)神社

青梅の繁栄を象徴するお社(やしろ)


青梅市立第一小学校の裏山には、金刀比羅(ことひら)神社、通称「こんぴら様」があります。
この山は、古くは「北斗山(ほくとやま)」と呼ばれ、七星権現(しちせいごんげん)が祀られていました。それに加える形で、江戸時代も後半となりつつある寛政9年(1797)に、金刀比羅大権現が建てられました。祭神は大国主命(おおくにぬしのみこと)ほか1柱(はしら)です。建立された当時には、現在、その裏にある林間道路はなく、もっと後ろまで敷地があって、社殿も今よりも大きかったようです。
このお社の建立には、地域の商人と、そこと取り引きのある江戸の商人、また、地域の文化人たちが大きく関わっていました。つまり、青梅縞(おうめじま)などで栄えていた青梅の繁栄ぶりを象徴しているのです。山に近い年である青梅にわざわざ、海運をつかさどるとされるこんぴら様を建てたのは、一説には、青梅縞を京や大坂まで運んで行く船の無事を願ってのこととも言われています。境内には、こんぴら様が建てられた際に江戸の大傳馬町の商人から奉納された石段や、地域の文化人たちの名前が記された「十二方角名所碑」などが残されています。また、社殿の裏には、金刀比羅大権現以前からこの地を守ってきた、石造りの亀を台座にした七星権現とその祠もあります。
明治、大正、昭和、そして、戦後の青梅夜具地(おうめやぐじ)の好況時などには、多くの参拝者が訪れたこのお社ですが、高度成長期に入る頃からは次第に荒廃していき、社殿も放置の状態となってしまいます。それが、平成に入り、JR東日本と地元の方々との協力により、社殿補修の基金を集めることができ、美しくよみがえりました。
4月から5月には、周囲は桜と新緑に彩られます。8月には、周辺でカンタンの美しい鳴き声が楽しめます。11月を過ぎると、綺麗な木の葉が舞い散って積もります。そして、1月1日には初日の出を見に来る人で賑わいます。
なお、現在、毎月10日に例祭が行われており、また、その前日9日の宵宮には社殿が開放され、有志によってサロン的な文化交流ができる楽しい講演会が開かれています。この催しには誰でもが無料で参加できますので、ぜひ一度、足をお運びください。

【例祭日】毎月9日、10日/1月1日に元旦祭あり











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